学区の概要
 校歌に歌われている江波山(海抜35.6m.)と、その北西に位置する皿山(50.4m.)は、かつては広島湾に浮かぶ小島であった。その周辺は、江戸時代の干拓および昭和初期の埋め立てによって広島デルタの一角となった。東を流れる太田川(本川)と西を流れる天満川に囲まれた江波地区は漁村、あるいは農村として発展した。
 この江波地区に位置する本学区は、昭和30年代からの都市化により住宅や工場が混在する地域となり、それまで広く残っていた田畑は、現在ほとんどその姿を残していない。また、地域の中央部を貫通する”舟入通り”(通称名:おさん通り)を中心として商店やオフィスも多く作られ、住宅地と商業地、工業地が調和のとれた発展をし、静かなたたずまいを形成している。

 江波小学校は、2000年(平成12年)に創立百周年の記念すべき年を迎えた。